
シャンプーをしたあとの排水口。ドライヤーをかけたあとの床。ブラッシングしたあとのブラシ。
「最近、抜け毛が増えた気がする…」
秋になると、急に抜け毛が気になり始める人もいるのではないでしょうか。
特に40代・50代は、髪の変化が重なりやすい年代です。
今回は、秋だからこそ見直したい「抜け毛対策」をお届けします。

「変化」をチェック
次の項目をチェックしてみましょう。
□ 分け目が以前より広くなった
□ 頭頂部の地肌が目立つようになった
□ ポニーテールが以前より細くなった
□ 髪全体のボリュームが減った
□ 髪が以前より細く感じる
□ 生え際の印象が変わってきた
□ 抜け毛が長く続いている
□ 円形・部分的に抜けている場所がある
□ 頭皮に赤み・痛み・強いかゆみがある
□ 家族や美容師から髪の変化を指摘された
結果
▶︎0〜2個
大きな変化は少なめです。
▶︎3〜5個
髪や頭皮に何らかの変化が出ています。
▶︎6個以上
季節だけではなく、ほかの原因もあります。
特に急激な抜け毛、円形・部分的な脱毛、頭皮の炎症などがある場合は、チェック数にかかわらず皮膚科などへ相談しましょう。

夏の生活を振り返る
髪には成長のサイクルがあるため、少し前の体調や生活の変化が、時間をおいて抜け毛として現れます。
今年の夏を振り返ってみてください。
・暑さで食欲が落ちていた
・ダイエットで食事量を減らした
・睡眠不足が続いていた
・強いストレスが続いた
・高熱が出るなど大きく体調を崩した
・急激に体重が減った
こんな変化はありませんでしたか?
特に強いストレスや病気、急激な減量などをきっかけに、数か月後に抜け毛が増える「休止期脱毛」が起こることもあります。

髪の材料を「ちゃんと食べる」
抜け毛が気になると、育毛シャンプー・頭皮美容液など、つい「何かを足す」ことから始めたくなります。
まず、見直したいのが毎日の食事です。
髪の主成分であるケラチンはたんぱく質からつくられるため、まずたんぱく質を極端に不足させないことが大切です。
たんぱく質
・肉
・魚
・卵
・大豆製品
・乳製品
毎日の食事に取り入れましょう。
鉄
・赤身の肉
・魚介類
・大豆製品
・青菜
特に女性は、鉄不足に要注意です
亜鉛
・牡蠣
・肉
・魚介類
・卵
また、特定の食品や栄養素だけに頼るのではなく、主食・主菜・副菜をそろえながら、いろいろな食品から栄養をとることが基本です。
体重を落とそうとして食事量を極端に減らすのは避けましょう。

サプリを増やしすぎない
抜け毛が気になり始めると、「亜鉛サプリを飲もうかな」「髪にはビオチン?」と、サプリメントを増やしたくなるかもしれません。
まず見直したいのは、普段の食事で不足しているものがないかどうか。
また、栄養素によっては過剰摂取が体への負担になるものもあるので注意しましょう。

毎日のシャンプーを丁寧に
シャンプー中に髪がたくさん抜けると、「洗わないほうがいいのかな…」と心配になりますよね?
ですが、洗髪時に抜ける髪の中には、すでに抜ける時期を迎えていた髪もあります。
なので抜け毛が怖いからと、必要以上にシャンプーを避けるのはNGです。
ポイント
頭皮と髪を乱暴に扱わないことが大事です!
・爪を立てず、指の腹で洗う
・熱すぎるお湯を避ける
・髪同士をゴシゴシこすらない
・タオルで強くこすらない
・濡れた髪を無理にとかさない
・ドライヤーを頭皮に近づけすぎない
抜け毛が気になる時期こそ、毎日のシャンプーを丁寧にすることから始めましょう。

頭皮マッサージは丁寧に
「抜け毛には頭皮マッサージ!」と、頭皮を強く揉んだり、ブラシでトントン叩いたりしていませんか?
NG方法
・爪を立てる
・ゴシゴシこする
・強く押し続ける
・ブラシで叩く
・髪を引っ張りながら揉む
マッサージをする時は、気持ちいいと感じる程度の力で。
入浴中やシャンプーのついでに、指の腹で頭皮をやさしく動かす程度で十分です。

こういう場合は相談を
秋に抜け毛が増えたからといって、すぐに病気を心配する必要はありません。
ですが、以下の場合は、皮膚科などで相談しましょう。
・急に大量の髪が抜け始めた
・円形や部分的に髪が抜けている
・分け目や頭頂部が徐々に目立ってきた
・頭皮に赤み、痛み、強いかゆみがある
・抜け毛が長く続いている
・眉毛など、頭髪以外にも変化がある

さいごに
秋の抜け毛が気になったら、抜けた本数だけに振り回されないこと。
食事や睡眠、髪の扱い方を見直しながら、分け目や髪の太さ、ボリュームなど「いつもの自分との違い」にも目を向けてみましょう。
そして気になる変化が続くなら、「秋だから」と決めつけず早めに相談することも大切です。
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