
ころんと赤くて可愛らしい、旬のさくらんぼ。
実は見た目だけでなく、美容や健康にもうれしい栄養がたっぷり詰まっているってご存知ですか?
40代・50代の女性にとって、くすみ・むくみ・疲れ・冷えなどのプチ不調にそっと寄り添ってくれる果物なんです。
今回は、さくらんぼの美容健康効果や効果的な食べ方、保存法、注意点までご紹介します。

さくらんぼの美容・健康効果
さくらんぼには、そのひと粒に、女性のキレイと元気をサポートする栄養素がぎゅっと詰まっています。
美肌にうれしい「ビタミンC」
さくらんぼに含まれる「ビタミンC」は、紫外線によるダメージや乾燥から肌を守ってくれます。
また、コラーゲン生成も助けてくれるので、ハリ感アップやくすみ対策にも!
アンチエイジングの「アントシアニン」
赤い色素成分である「アントシアニン」はポリフェノールの一種で、抗酸化力が強く、老化やシミの原因となる活性酸素を抑える働きが。
また、目の疲れや血流のサポートにも関わっており、更年期世代の巡りケアにも役立ちます。
むくみ対策「カリウム」
さくらんぼに含まれる「カリウム」は、体内の余分なナトリウム(塩分)を排出し、むくみの解消を助けてくれるミネラル。
特に40代以降は、ホルモンバランスの変化や血流の低下で足がむくみやすくなるため、積極的に摂取したい成分です。
貧血・疲労感に「鉄分・葉酸」
さくらんぼには、赤血球の材料になる鉄分や葉酸も含まれています。貧血気味の方や、最近なんとなく疲れがとれにくい…という方にもぴったり。

効果的な食べるタイミング
美や健康にうれしい成分がたっぷり詰まったさくらんぼ。せっかくなら効果的に取り入れたいですよね?
「朝〜午前中」に食べる
朝は代謝が上がり始める時間帯。そこにさくらんぼのビタミンC・ポリフェノール・果糖を取り入れることで、エネルギー効率を高めつつ、美容成分がしっかり活かされやすくなります。
また、朝のフルーツは排出のリズムにも合っているため、便秘気味な方にもおすすめです。
おやつ代わりに食べる
どうしても甘いものが欲しくなる午後の時間帯。さくらんぼは血糖値の急上昇が緩やかで、お菓子よりも罪悪感なく甘みを楽しめる優秀フルーツ。

さくらんぼの正しい保存法
さくらんぼは、見た目のかわいさとは裏腹にとても繊細で傷みやすい果物。
せっかく手に入れた旬の恵み、少しでも長く美味しく楽しむためには、ちょっとした保存のコツが大切です。
冷蔵保存の基本は「やさしく、呼吸させて」
買ってきたままのさくらんぼを洗わず、キッチンペーパーを敷いたタッパーや保存容器に移してあげましょう。
重ならないように平らに並べて、ふたは軽くのせる程度にして呼吸ができるように。保存温度は野菜室(約5〜8℃)がベストです。
冷凍保存なら、アレンジまで楽しめる
食べきれないときやまとめ買いをしたときは、冷凍保存もおすすめ。
1. 軽く洗って水気をしっかりふき取る
2. ヘタを取り冷凍
3. 凍ったら保存袋へ
冷凍さくらんぼは、そのままシャーベット感覚で食べたり、ヨーグルトや豆乳スムージーにプラスするのもおすすめ。
甘みがぎゅっと濃縮されるので、旬の甘さを長く楽しむことができます。
「湿気・重なり・密閉しすぎ」に注意!
さくらんぼは湿気に弱く、密閉されすぎると蒸れて傷みやすくなる果物。
また、重ねすぎても下の実が潰れてしまうので、なるべく一段で保存するのが理想的です。

食べすぎNG?注意点
ヘルシーで美味しいからこそ注意したい、「食べ方のコツ」を押さえておきましょう。
1日10〜15粒を目安
さくらんぼの自然な甘みのもとである果糖(フルクトース)は、摂りすぎると脂肪として蓄積されやすく、血糖値の乱れにもつながる可能性があります。
1日10〜15粒を目安にしましょう。
空腹時に一気に食べるのはNG
果糖や酸が多く含まれるさくらんぼは、空腹時に大量に食べると胃腸に刺激を与えることも。
特に胃が弱い方は、何かを少し食べた後や、ほかの食事と一緒に摂るのがおすすめです。

さいごに
さくらんぼは、小さなひと粒にやさしさが詰まった“ごほうびフルーツ”。
疲れた日や肌がゆらぐ日にそっと取り入れれば、心も体もふっとほどけていきます。
旬の恵みを味方に、自分をいたわる小さな習慣を、今日から始めてみませんか?
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