健活

腰痛を悪化させない!今すぐできる暮らしのコツ

2025年6月15日
チュアプレス
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美容と健康のナチュアプレス


「朝起きたら腰が重い…」「長く座った後に痛む…」そんな不調、感じていませんか?

40代・50代の女性に増える腰痛は、年齢による体の変化や日々のクセが影響していることも。

今回は、やりがちなNG習慣や、腰にやさしいストレッチ、今日からできる腰痛対策をご紹介します。


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40代からの腰痛原因は?



筋力の低下

年齢とともに、お腹や背中、お尻、太ももの筋肉は少しずつ衰えていきます。

これらの筋肉は、骨盤や背骨をしっかり支える「コルセット」の役割をしているため、筋力が落ちると、腰に負担がかかりやすくなります。


股関節・お尻まわりが硬い

意外と見落としがちなのが、股関節やお尻の硬さ。

股関節が硬いと、歩く・立つ・座るといった日常の動きで腰をかばうことになり、知らず知らずのうちに腰へ負担が集中してしまいます。


ホルモンバランスの変化

更年期世代にあたる40代・50代は、女性ホルモン(エストロゲン)の減少によって筋肉や関節がこわばりやすくなったり、骨の健康にも影響が出やすいです。

骨密度が低下したり、筋肉量が減ってしまうことで、腰を支える力そのものが弱くなる可能性もあります。


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腰痛を悪化させるNG習慣


普段、何気なくやってしまいがちな動きや姿勢を見直すだけでも、腰への負担はぐっと減らすことができます。


脚を組む・片足に重心をかけて立つ

つい脚を組んで座ったり、片足に重心をかけて立っていませんか?こうしたクセは、骨盤や背骨のゆがみを引き起こし、筋肉のバランスが崩れる原因に。

また、骨盤が傾くことで、その上にある腰もねじれたり引っ張られたりして、痛みやハリが出やすくなります。


長時間同じ姿勢で座りっぱなし

デスクワークやテレビ…。気づけば何時間も座りっぱなしになっていませんか?

同じ姿勢が続くと、腰まわりの筋肉が固まったり、血行不良で疲労物質がたまったりと、腰の痛みやだるさにつながります。


猫背・前かがみ姿勢が多い

スマホを見るとき、洗い物をするとき…つい背中を丸めていませんか?

猫背や前かがみ姿勢が続くと、背中や腰の筋肉が引っ張られ、腰の負担がどんどん増えてしまいます。


重いものを持つときに腰だけで持ち上げる

買い物袋や荷物を持ち上げるとき、「膝を曲げずに腰だけでひょいっ」と持ち上げていませんか?

腰に大きな負担がかかります。


運動不足で筋力ダウン

運動不足が続くと、お腹やお尻、太ももの筋力がどんどん落ちてしまい、腰を支える力が不足し、その分、腰に負担が集中してしまいます。


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腰痛予防に!簡単ストレッチ


40代・50代になると、股関節・お尻・太もも裏の筋肉が硬くなりやすく、姿勢が悪くなったり、腰に余計な負担が集中してしまいます。予防のためにも「ストレッチ」を取り入れましょう。


ひざ抱えストレッチ

お尻の筋肉が硬くなると、骨盤の位置がずれたり、腰の動きが制限されてしまいます。

◆やり方

①仰向けに寝て、片ひざを両手で抱える

②ひざを胸に近づけるように軽く引き寄せる

③お尻の奥が伸びている感覚があればOK

④左右30秒ずつキープ(呼吸はゆっくり)


寝ながら足パカ

股関節まわりが硬いと、日常動作すべてに支障が出ます。腰に負担をかけないためにも、しっかりゆるめて巡らせましょう。


◆やり方

①仰向けに寝て、両ひざを立てる

②ひざをゆっくり左右に開く(「あぐら」を寝たままの姿勢で)

③内ももと股関節の伸びを感じながら30秒キープ

④ゆっくり戻して、3セットほど繰り返す

※痛みがある場合は無理に開かず、開ける範囲で大丈夫です。


ハムストリングスストレッチ

太もも裏(ハムストリングス)は、姿勢・骨盤の角度・歩き方にも深く関係していて、硬いままだと骨盤が後ろに引っ張られ、猫背→腰に負担が集中してしまいます。

◆やり方

①床に座って片脚をまっすぐ伸ばす(反対の足は曲げて内側へ)

②背筋を伸ばしたまま、伸ばした脚のつま先方向に体を倒す

③太もも裏がじんわり伸びるところで30秒キープ

④左右交互に

※ 無理に手をつま先に伸ばさなくて大丈夫です。できる範囲で行いましょう。


ポイント

✔呼吸は止めずに、ゆっくりと行いましょう

✔伸ばすときは“反動”をつけないように気をつけましょう

✔「痛気持ちいい」くらいが目安。痛みが出る場合は中止しましょう。



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腰痛対策は日常ケアが鍵!


ちょっとした姿勢やクセを見直すだけで、腰の負担は大きく変わります。


長時間同じ姿勢を避ける

◆ デスクワーク中なら…

1時間に1回は立ち上がり、「トイレに行く」「ストレッチをする」など「区切り」を作りましょう。どうしても忙しい時は、座ったまま肩回し・首回しもおすすめです。

◆ 家の中でも…

掃除や料理の合間に「背伸び」や「軽いその場足踏み」などを取り入れましょう。



正しいイスの座り方

✔骨盤を立てて座る(自然なS字カーブを意識)

✔お尻の後ろに薄めのクッションやタオルを挟むと、骨盤が安定しやすい

✔足裏が床につく椅子の高さに調整(ひざが90度以上になるように)

高すぎる椅子は腰が反る原因に・・

💡「猫背になってきたな…」と気づいたら、深呼吸+背筋リセットをしましょう


重い荷物の持ち方

膝をしっかり曲げて、しゃがむように荷物を体に近づけてから持ち上げましょう。

荷物との距離が遠いと腰に3倍以上の負荷がかかります。


重い荷物の置き方

下に置くときも「腰だけ」ではなく膝も使ってゆっくり。できるだけ高めの台の上(腰の高さくらい)に置くようにしましょう。


寝具(マットレスや枕)の硬さに注意

やわらかく沈み込みすぎるマットレスは、腰が沈んで反り腰になり、朝の腰痛の原因に。

また、枕の高すぎ・低すぎにも注意です。首の位置がずれると、背中〜腰に負担がかかります。


靴のクッション性を見直す

クッション性が少ない、ソールがすり減った靴はNG。足元が不安定になると、全身のバランスが崩れ、腰に負担が集中します。

また、自宅でもかかとが支えられるタイプのスリッパを履きましょう。


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さいごに


小さなことから始めれば、体はちゃんと変わっていくし、未来のあなたの体を守ります。

年令を重ねても動ける体は、あなたの毎日を支えてくれる大切な財産になります。

焦らず、自分のペースで、心地よく動ける体を育てていきましょう・・



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